中間ビジネスレポート
第
60
期
トップメッセージ
「DAiKOに言えば、
必ず問題を解決してくれる。」
そう言っていただけるベンダーを
目指して、“お客さま第一”の
経営理念をさらに推し進めます。
A. 第60期上半期におきましては、お客さまのICT投 資に対する姿勢は、不透明な経済状況を背景に依然と して慎重な状態が続いており、特に当社グループの事 業の中心軸となるソフトウェアサービス商談において、 その傾向が顕著に見られるなど、受注環境は厳しいも のとなりました。
このように厳しい環境ではありましたが、当社グル ープは「お客さま第一」と「品質向上」をすべての基 本とする経営姿勢のもと顧客接点の増加に努め、主要 なビジネスパートナーである富士通株式会社グループ との連携により受注活動を強化すると共に、自社ソリ ューションの機能強化および販売促進を積極的に図っ てまいりました。
その結果、受注高は前年同期比103.3%の175億 42百万円に、売上高は前年同期比100.4%の159 億2百万円と前年同期並みとなりました。
利益面では、これまでの二期間に渡りコストダウン 効果を得られていた退職給付費用の削減効果は前期で終 了しましたが、ハードウェア販売を中心に収益性が好転 し、売上総利益が伸長したことに加えて事務所賃借料ほ かの経費削減を着実に実施した結果、営業利益は前年同 期比91.5%の1億20百万円に、経常利益は前年同期比 112.5%の1億29百万円となりました。
なお、この先下半期にかけて、受注環境はいっそう 厳しくなることが予想されますので、第60期に導入し たビジネスユニットによる営業活動の効率化を徹底し、 通期業績達成に向けた取り組みを強化してまいります。
A. 第60期は、これまで取り組んでまいりました「会 社の土台作り」の総仕上げの年と捉えております。 会社の土台として考えている「全社員がお客さまへ 足を運ぶこと」「社員同士が豊かなコミュニケーション をとること」「人・物・サービスの品質を上げること」 については、常に社内へ問い続けております。
代表取締役社長
Q1 上半期の業績について聞かせてください。
また、土台の基礎と位置付けている「3つの基本」 の一つである「5S×5S活動」に関しては、一つ目 の5Sである「整理・整頓・清掃・清潔・躾」だけで はなく、もう一つの5Sとなる「Smile・Sincerity・ Study・Sense・Speed」についても意識付けを図っ ておりますが、すべての部門において習慣として定着 するには、あと一歩というところです。
これらが身に付いたときに、人の品質・物の品質・ 仕事のやり方の品質すべてが向上し、その結果「お客 さま第一」の基本理念が実現できると考えております。
第60期において、「会社の土台作り」の総仕上げを 達成し、企業文化が大きく変わったと思っていただけ るよう、全力を尽くしていきます。
A. 今後のICT業界は、いっそうの再編が進んでいく ことが予想されますが、その中にあって中心軸にいら れるだけの独自の強みをもつオンリーワン企業となれ るように、ビジネスの構造改革を進めてまいります。
まず顧客軸としては、主要なターゲットである中堅 民需市場向けビジネスの深堀を図ることはもちろんで すが、今後は従来の得意市場にとらわれず、新たな分 野へ経営資源を投入していきます。
特に社会貢献度が高く、成長が見込まれる分野に対 しては、今後の新たなビジネス領域として確立できる よう、積極的に事業展開を図って行き、それに伴う既 存ビジネスの入れ替えにも大胆に取り組んでいきたい と考えています。
次に製品軸ですが、生産管理システムであるrBOM やEDI調達システムであるPROCURE SUITEなどの自 社ソリューションについては、クラウド対応やグロー バル展開などに向けた機能強化を図っております。
これらのソリューションに関しては、カスタマイズ を行わずに標準パッケージとして販売できるよう機能 向上を図ると共に、販売チャネルの見直しにより、更 に多くのお客さまに低価格でスムーズに導入いただく ことを目指し、販売規模の拡大を実現してまいります。
また、顧客軸・製品軸と共に経営戦略の実現のため には人の育成が欠かせないものとなりますので、今期 終了を待たずに、下半期から社長直轄で人材開発プロ ジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトでは、これまでの人材育成を更に 進化させて、マネージャー層を中心とした強化を図る と共に、個々の能力やスキルに頼るのではなく、組織 的に闘える集団への変革を目標に掲げております。
これら人材開発に向けた取り組みにより、事業活動 のあらゆる場面における人材の基礎力強化を図ります。 そして、その結果として製品やサービスの品質を高め、 お客さま満足度の向上につなげていくことを目指して まいります。
A. 大興電子通信は、2013年12月1日に創立60周 年を迎えることになります。これもひとえに、株主の 皆さまをはじめとするステークホルダーの方々のあた たかいご支援の賜物であると心より感謝しております。
60周年という節目の年を迎えるにあたり、「お客さ ま第一」と「品質向上」という当社グループの基本姿 勢は、決してぶれることなく、これからも持ち続けて いかなければならないと決意を新たにしております。
グローバル化・高齢化が進む社会に向けて、経営品 質の水準を高めていくと共に、「お客さまのことは他の 誰よりも知っている」「お客さまから他の誰よりも信頼 されている」、そのように評価していただける企業であ り続けたいと思っております。
より先を見据え、失敗を恐れずに、チャレンジ精神 をもって、オンリーワンとして認められるICT企業を 目指してまいります。
皆さまにおかれましては、今度ともご理解ご支援を 賜りますよう、お願い申しあげます。
以 上
Q4 最後に、創立60周年に向けて一言お願
いします。
連結経営成績/事業部門別情報
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、 復興需要等を背景に景気は緩やかに持ち直しつつあり ますが、欧州や中国における不安定な経済情勢による 世界経済の下ぶれリスク、長期化する円高やデフレへ の懸念に加え、消費税率引き上げ法案が可決されたこ ともあり、先行きについては依然不透明な状況にあり ます。
当情報サービス業界におきましても、顧客のICT投資 に対する全般的な姿勢は、不透明な経済状況を背景に 抑制傾向が強まっており、受注環境は厳しいものとな っております。
こうした環境のなか、当社グループは「お客さま第 一」と「品質向上」をすべての基本とする経営姿勢の もと、主要なビジネスパートナーである富士通株式会 社グループとの連携強化による販売促進に努めると共 に、ビジネスユニットによる収益性の向上、クラウド サービス提供に向けた自社ソリューションの開発強化
などに取り組んでまいりました。また、中堅民需市場 向けビジネスの拡大を図ると共に、医療分野などの新 たなビジネス領域の開拓にも努めてまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、受 注高175億42百万円(前年同期比103.3%)、売上高 159億2百万円(前年同期比100.4%)となりました。
利益面につきましては、退職金制度変更による退職 給付費用の削減効果が前連結会計年度にて終了しまし たが、ハードウェア販売を中心として収益性が好転し 売上総利益が伸長したことに加え、事務所賃借料ほか の経費削減を実施した結果、営業利益は1億20百万円 (前年同期比91.5%)となりました。また、持分法に よる投資利益が増加したこと等により、経常利益は1 億29百万円(前年同期比112.5%)となりました。
なお、法人税、住民税及び事業税を計上した結果、 四半期純利益につきましては、1億12百万円(前年同 期比107.8%)となりました。
連結経営成績 売上高
159
億2
百万円 前年同期比100.4%情報通信機器部門は、既存顧客を中心とした商談が 堅調であったことに加え、医療関連などの新規顧客向 け大型商談が増加したことにより、受注高66億19百
万円(前年同期比126.3%)、売上高59億31百万円(前 年同期比103.7%)の増収となりました。
情報通信機器部門 売上高
59
億31
百万円 前年同期比103.7%ソリューションサービス部門は、受注高109億22百 万円(前年同期比93.0%)、売上高99億70百万円(前 年同期比98.6%) となりました。同部門の内訳として は、ソフトウェアサービスでは、公共分野では堅調に 推移したものの、既存顧客を中心とした民需分野では、 依然として顧客の投資意欲に慎重さが見られ収益性の 高い開発案件が延伸したことの影響により、受注高68 億45百万円(前年同期比90.8%)、売上高61億35百
万円(前年同期比99.1%)となりました。また、保守 サービスでは、引き続く単価下落の影響により、受注 高24億11百万円(前年同期比91.4%)、売上高25億 8百万円(前年同期比98.8%)となりました。最後に、 ネットワーク工事では、既存顧客を中心に堅調に推移 しており、受注高16億65百万円(前年同期比106.6 %)、売上高13億27百万円(前年同期比95.7%)と なりました。
■ 四半期連結貸借対照表(要約) (単位:百万円) ■ 四半期連結損益計算書(要約) (単位:百万円)
科 目 連結会計期間当第2四半期 平成24年9月30日現在
前連結会計年度
平成24年3月31日現在
資産の部
流動資産 17,036 17,715
固定資産 3,824 3,720
有形固定資産 1,424 1,334
無形固定資産 210 229
投資その他の資産 2,188 2,157
繰延資産 11 7
資産合計 20,872 21,443
負債の部
流動負債 9,980 10,763
固定負債 7,057 6,918
負債合計 17,038 17,681
純資産の部
株主資本 3,574 3,462
資本金 3,654 3,654
資本剰余金 272 272
利益剰余金 △322 △435
自己株式 △30 △29
その他の包括利益累計額 165 204
その他有価証券評価差額金 165 204
少数株主持分 93 95
純資産合計 3,833 3,762
負債純資産合計 20,872 21,443
科 目
当第2四半期 連結累計期間 自 平成24年4月 1日 至 平成24年9月30日
前第2四半期 連結累計期間
自 平成23年4月 1日 至 平成23年9月30日
売上高 15,902 15,833
売上原価 12,859 12,834
売上総利益 3,042 2,999
販売費及び一般管理費 2,921 2,867
営業利益 120 132
営業外収益 60 31
営業外費用 51 49
経常利益 129 114
特別損失 0 ―
税金等調整前四半期純利益 128 114
法人税、住民税及び事業税 17 18
法人税等合計 17 18
少数株主損益調整前四半期純利益 110 95
少数株主損失(△) △1 △8
四半期純利益 112 104
■ 四半期連結キャッシュ・フロー計算書(要約) (単位:百万円)
科 目
当第2四半期 連結累計期間 自 平成24年4月 1日 至 平成24年9月30日
前第2四半期 連結累計期間
自 平成23年4月 1日 至 平成23年9月30日
営業活動によるキャッシュ・フロー 521 27
投資活動によるキャッシュ・フロー △45 △129
財務活動によるキャッシュ・フロー 82 1,133
現金及び現金同等物の増減額 558 1,031
現金及び現金同等物の期首残高 2,526 1,486
現金及び現金同等物の四半期末残高 3,085 2,518
■ 売上高
第58期(11 3) 第59期(12 3) 第60期(13 3) 単位:百万円
32,917 40,000 0 10,000 20,000 30,000 34,008 15,833 35,100 ( )
■通期 ■第2四半期
15,902 15,354
第58期(11 3) 第59期(12 3) 第60期(13 3) 単位:百万円
1,200 0 300 600 900 406 808 100 ( )
■ 純利益 ■通期 ■第2四半期
104 112 14
第58期(11 3) 第59期(12 3) 単位:百万円
25,000 0 15,000 10,000 5,000 20,000 21,443 20,872 19,414
■ 総資産
第60期第2四半期 (12 9)
第58期(11 3) 第59期(12 3) 第60期(13 3) 単位:百万円
1,200 0 300 600 900 627 878 132 210 ( ) 120 177
■ 営業利益 ■通期 ■第2四半期
第58期(11 3) 第59期(12 3)
単位:百万円 単位:%
4,000 0 20.0 10.0 0 2,000 1,000 3,000 2,876 3,762 17.1 3,833 17.9 14.3
■ 純資産・自己資本比率 ■純資産 自己資本比率
第60期第2四半期 (12 9)
第58期(11 3) 第59期(12 3) 第60期第2四半期 (12 9) 単位:円
350.00 300.00 0 150.00 100.00 50.00 250.00 200.00 295.00 301.00 223.13
■ 一株当たり純資産
■ 個人・その他
5,471,451株(43.55%)
■ 金融機関
403,094株(3.21%)
■ その他国内法人
6,616,752株(52.68%)
■ 外国法人
6,000株(0.05%) ■ 金融商品取引業者
63,922株(0.51%)
会社概要
(平成24年9月30日現在)株式情報
(平成24年9月30日現在)商 号 大興電子通信株式会社 証券コード 8023(東証第二部) 設 立 1953年12月1日
所 在 地 東京都新宿区揚場町2番1号 電 話 03(3266)8111(代表) 資 本 金 36億5,425万7,108円 従 業 員 数 814名
■ 役 員
■ 企業集団の状況 ●連結子会社 ●持分法適用関連会社
●大興ビジネス(株)
資 本 金:2千万円 当社出資比率:77.5%
事 業 内 容:労働者派遣業、有料職業紹介 業、ソフトウェアの運用管理 東京都新宿区神楽坂1丁目1番1号
●大興テクノサービス(株)
資 本 金:2千万円 当社出資比率:55.6%
事 業 内 容:建 物 附 帯 諸 設 備 の 保 守 管 理、電子計算機の保守 東京都台東区上野3丁目3番4号
●(株)サイバーコム
資 本 金:1億3千7百万円 当社出資比率:96.5%
事 業 内 容:ソフトウェアの開発・販売 (病院情報システム) 東京都文京区関口1丁目44番4号
●(株)大和ソフトウェアリサーチ
資 本 金:4億4百50万円 当社出資比率:49.7%
事 業 内 容:ソフトウェアに係るコンサルテ ィング、開発および運用管理 東京都千代田区麹町1丁目5番2号
取 締 役 代表取締役社長CEO兼COO 津 玉 高 秀
取締役 常務執行役員 本 横 山 勇
取締役 上席執行役員 三 木 格
取締役 上席執行役員 山 寺 光
取締役 執行役員 岡 田 憲 児
取締役(社外) 中 内 俊 一 郎
執行役員 執行役員 坪 井 金 洋
執行役員 本 多 浩 明
執行役員 内 田 秀 二
執行役員 渡 邊 高 男
執行役員 寺 田 元 一
執行役員 小 松 俊 一
監 査 役 常勤監査役 酒 井 厚 平
監査役(社外) 竹 内 朗
監査役(社外) 長 谷 川 明
■ 株式の状況
●発行可能株式総数 47,900,000株
●発行済株式の総数 12,561,219株
●株主数 1,500名
■ 大株主
株 主 名 持株数(株) 比率(%)
富士通株式会社 1,866,827 14.86
株式会社オービック 1,500,000 11.94
大興電子通信従業員持株会 1,278,662 10.18
株式会社大和証券グループ本社 1,277,102 10.17
株式会社ドッドウエル ビー・エム・エス 753,000 5.99
株主メモ
本社:〒162-8565 東京都新宿区揚場町2番1号
TEL 03-3266-8111(代表)URL http://www.daikodenshi.jp/
事業年度 ₄月₁日~翌年₃月31日
決算期 ₃月31日
定時株主総会 ₆月
基準日 ₃月31日
その他必要があるときは、あらかじめ公告いた します。
配当金受領株主確定日 ₃月31日
株主名簿管理人
特別口座の口座管理機関 三菱UFJ信託銀行株式会社
同連絡先 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 ℡ 0120-232-711(通話料無料)
上場証券取引所 東京証券取引所
公告の方法 電子公告により行います。但し、やむをえない
事由により電子公告をすることができない場合 は、東京都において発行する日本経済新聞に掲 載します。
【ご注意】
₁. 株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、原則、 口座を開設されている口座管理機関(証券会社等)で承ることとなってお ります。口座を開設されている証券会社等にお問合せください。株主名簿 管理人(三菱UFJ信託銀行)ではお取り扱いできませんのでご注意ください。 ₂. 特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱
UFJ信託銀行が口座管理機関となっておりますので、上記特別口座の口座 管理機関(三菱UFJ信託銀行)にお問合せください。なお、三菱UFJ信託 銀行全国各支店にてもお取次ぎいたします。
₃. 未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいた します。
(当社IRページ) (当社ホームページ)
当社ホームページもご覧ください。 http://www.daikodenshi.jp/
当社ではIR専用ページを設けております。